キャピキシルは女性に使えるの?

キャピキシルは、もともとは男性の育毛剤に配合されていた成分です。
『アカツメクサ花エキス』に『アセチルテトラペプチド3』というアミノ酸由来の成分を掛け合わせることにより、医薬品の成分であるミノキシジル以上の育毛効果を発揮するといわれています。
女性ホルモンが加齢によって減少すると、それ自体で薄毛・抜け毛が起こりやすくなるだけでなく、それまでは息をひそめていた男性ホルモンが原因での薄毛・抜け毛が起こる場合があります。
- これを『FAGA(女性男性型脱毛症)』というのですが、このFAGAに効くのがキャピキシルなのです。
キャピキシルは男女共用の育毛剤の他、育毛シャンプーの一部にも配合されています。
女性にも男性ホルモン由来の薄毛・抜け毛が起こる!?
女性の薄毛・抜け毛と男性の薄毛・抜け毛は薄くなる様子を見てもわかる通り、原因が異なることが多いです。
わかりやすく例れば、男性は薄毛が進行すると頭皮の一部の毛が完全になくなってしまうケースが多いのに対し、女性は全体的に均一に薄くなることが多いです。
- これは男性と女性の薄毛・抜け毛の最大原因である『ホルモンバランス』が関係しています。
男性の場合は男性ホルモンが原因で薄毛になり、女性の場合は女性ホルモンが原因で薄毛になるのです。
しかし、女性の薄毛・抜け毛の原因に男性ホルモンが絡むケースもあることが分かってきています。
『FAGA(女性男性型脱毛症)』です。
これは加齢に伴い女性ホルモンが減少することにより、抑制されてきた男性ホルモンが悪さをするようになったことで起こります。キャピキシルは脱毛の原因となる男性ホルモンを抑え、FAGAに効果を発揮します。
キャピキシルの2つの成分とは?
- キャピキシルは主に『アカツメクサ花エキス』と『アセチルテトラペプチド3』からできています。
アカツメクサ花エキスはその名の通り天然成分で、アセチルテトラペプチド3は科学的に作り出されています。
キャピキシルはミノキシジルなどの医薬品認可を受けた成分と違い、副作用がほとんどありません。
それでいて効果はミノキシジルの3倍とさえ言われています。
成分の一つ、『アカツメクサエキス』の原料となるアカツメクサは別名『レッドクローバー』ともいい、昔から薬用ハーブとして活用されてきました。アカツメクサ花エキスにはビオカニンAという成分が含まれており、これが男性ホルモンの働きを阻害し、抜け毛を防ぎます。
もう一つの成分『アセチルテトラペプチド3』の特徴は細胞修復作用。
最前線の医学でも活用されている成分で、傷んだ皮膚の修復などに使われています。
この高い細胞集副作用が毛母細胞に働きかけ、弱った毛母細胞を復元してくれるのです。
キャピキシルがどうして女性の育毛に効くの?
最初に書いた通り、キャピキシルは元々男性用の育毛成分として使われてきました。
これはアカツメクサ花エキスが男性ホルモンに働きかけるからです。
女性の場合、薄毛・抜け毛の原因は女性ホルモンであることも多いため、あまり注目されてこなかった面はあります。
しかし、女性であっても体内に男性ホルモンを持っています。
規模こそ男性に比べて控えめなものの、男性ホルモン由来の薄毛・抜け毛は起こりえます。
また、キャピキシルに含まれている『アセチルテトラペプチド3』の細胞集副作用は男女関係なく効果がありますので、
こちらの効果のほうがむしろ期待できるかもしれません。
- なによりも副作用がほとんどないのがメリットです。
男性ホルモン由来の薄毛・抜け毛の治療薬の中には、女性に重い副作用が出るものがあり、女性の使用をお勧めできないものがありました。しかし、キャピキシルであれば女性も副作用を気にすることなく使えます。
加齢による薄毛・抜け毛が気になるならば、試してみる価値はあるのではないでしょうか?