言われて気付くつむじはげの恐怖

女性の薄毛の中で「周りから見たら目立つのに、本人はなかなか気付かない」のがつむじの薄毛。
自分では確認しづらいところなので、他人に指摘されて初めて知り、恥ずかしい思いをした人もいるかもしれませんね。

つむじは分け目同様、女性の髪の中で薄くなりやすい、薄くなっているのが目立ちやすい場所でもあります。
また、つむじはげはつむじだけが薄いのではなく、全体的に薄くなっていることが多いのです。

気付いたならばすぐに対策を取りましょう!

今すぐ隠したいならドライヤーで対策!

「とにかく今すぐ、つむじが薄いのを隠したい!」なら、ドライヤーを使って髪の毛の根元を立ち上げましょう

ドライヤーでつむじを隠すイメージ画像

まず、つむじ周りの髪の根元を濡らします。その後、濡らした部分の髪の束を持ち上げるようにしてドライヤーを当てて乾かします。

こうすると髪の根元が立ち上がり、全体がふんわりして、つむじを隠すことができます。この方法ならば1分で、家にあるものだけでできますから簡単ですよね。

「薄毛が気になって、外に出たくない、人に会いたくない…」となるのが一番危険。まずは髪を立ち上げ、ヘアスタイルを変えることで対応しましょう。

ただ、これはあくまで一時的なもので、根本的な解決にはなりません。

  • つむじの薄毛対策は「根本的な原因解決」と「薄いのを隠す対策」の両面が必要なのです。

つむじが薄くなる最大の原因は「血行不良」!

つむじが薄くなっている場合、その最大の原因は「血行不良」です。

つむじは身体の中で一番高い位置、つまり心臓からの血液が一番届きにくい場所にあります。
そのため、血行不良の影響を一番受けやすいんですね。

円形脱毛症などを除き、女性の薄毛は基本的に「全体が薄くなる」ものですが、つむじは特に薄毛の影響を受けやすい場所だといえるでしょう。

血行を良くするなら「マッサージ」と「生活習慣の改善」が大事

どんな対策を取ったとしても、血行が悪ければつむじへの育毛効果は望めません。

つむじが薄いなら血行改善が最優先です。

今すぐ試せるのは、ズバリ頭皮マッサージ
硬くなった頭皮をやわらかくすることで、血流が良くなり、つむじまで栄養が行き届くようになります

このときに大事なのが「もむのではなく、押す」こと。
マッサージにはもみほぐすイメージが強いですが、髪の場合は指圧のイメージで押すほうが効果的です。
頭皮を触って硬い部分やつむじ周りをゆっくり押し、やわらかくしましょう。

また、生活習慣や食生活の乱れ、睡眠不足も血行不良の原因となります。
食生活が乱れれば髪に栄養がいかなくなりますし、睡眠不足は髪の成長を妨げます。

血行不良は髪の問題だけでなく、あなたの健康そのものにも大きな影響を及ぼす要因。
薄毛対策をキッカケに健康になれたら一石二鳥ですよね(笑)。

規則正しい生活を送ることで結果的に頭皮環境が良くなり、つむじの薄毛も改善していくのです。

減った髪の毛を増やすには、やはり育毛剤が大事

頭皮の血行を改善することで、薄毛を食い止めることはできますが、
これはあくまで「これ以上薄くならないようにする」対策、言い換えれば「守り」の対策です。

もちろん、血行改善による育毛効果はあるのですが、自然回復では限界があるのも事実

積極的に髪の毛を増やしたい場合は、血行改善だけでなくきちんとした育毛対策を取る必要があります

女性ホルモンの減少から起こる抜け毛や薄毛の場合は、
厚生省から認可を受けている「CTP」という育毛剤成分が含まれている育毛剤をおすすめしたいです。

女性ホルモンが減少すると毛母細胞に働きかける成分のBMPが減少するのですが、
「CTP」は毛母細胞を活性化させ、髪の毛の成長を促進させる作用があります。

女性の場合、円形脱毛症などを除き、特定の部分だけ薄くなるケースはまれです。
つむじが薄くなったのは全体のボリュームが減ってきているサイン。
じっくりと腰をすえて育毛対策に取り組みましょう。