無添加シャンプーの育毛効果
薄毛や抜け毛が気になってきたら、まず手を入れたくなるのがシャンプーですよね。
シャンプーについてはいろいろなところで情報が出ているので、
「サロン専売品のシャンプーを使えば、髪のボリュームが増すかも…。」
「ドラッグストアの特売品を使っていたのが薄毛の原因?」
など、不安になったり、飛びつきたくなる気持ち、わかります。
そんな中で特に目を引くのが『無添加』の文字。
『無添加シャンプー』って聞いたら、それだけで髪に良さそうなイメージがありますが、
- そもそも『無添加』って『何が』無添加なの?
- 無添加シャンプーって本当に髪にいいの?
- 『無添加』と『オーガニック』って何が違うの?
そんな疑問もわいてきますよね。
ここでは『無添加シャンプー』についてお話ししていきます!
育毛シャンプーの情報が知りたい方は下記ページをご覧下さい。
そもそも『無添加』って『何が』無添加なの?

『無添加シャンプー』が髪によさそうに感じる一番の理由が『無添加』の文字。
これを見るだけで『悪いものは一切入っていない』と思いがちですが…。
この『無添加』というのは、昭和40年代に厚生労働省(当時は厚生省という名前でした)が定めた『表示指定成分』が入っていないという意味です。
これは『ごくまれに皮膚にアレルギー症状を起こす可能性がある成分』なのですが、なにせ決まったのは今から40年も前。
今は技術が進歩していますし、新しい成分も次々発見されています。
今となっては『無添加』は基準自体がちょっと時代遅れなのです。
無添加シャンプーって本当に髪にいいの?
ハッキリ言って『無添加=髪にいい』ではありません!
かといって『無添加=髪に悪い』でもありません。
確かに表示指定成分が入っていないことでアレルギー症状が出る可能性は低くなっているかもしれませんが、
『無添加』の表示自体は洗浄力の強さや保湿力の強さとは一切関係ありません。
今となっては、『無添加』は『なんとなく髪に良さそう』というイメージを持たせるために使われている宣伝文句です。
髪にやさしいかどうかを『無添加』で判断することはできないのです。
『無添加』と『オーガニック』って何が違うの?
『無添加』と並んで髪によさそうなイメージがある『オーガニック』。
両者の違いをイザ説明しようとすると、「あれ?」と思ったりしませんか?
『無添加』と『オーガニック』は、もともと全く違う意味です。
無添加が『表示指定成分を入れていない』であるのに対し『オーガニック』は『有機栽培』の意味。
オーガニックシャンプーは『有機栽培された植物の成分を使用している』という意味です。
どちらも成分についての話ですが、そもそもの考え方が違うのです。
『無添加』は判断基準にならない!
今お話しした通り、『無添加』は40年以上前の基準によって決められたものであり、今ではほとんど意味がない言葉です。誤解を恐れずに言えば、シャンプーを作っている会社の宣伝文句、キャッチコピーにすぎません。
「無添加シャンプーだから髪にいいだろう」と決めつけてしまわず、
それぞれのシャンプーの成分を自分で調べたり、当サイトで情報収集して、自分に合ったものを探してくださいね。