20代女性の薄毛・抜け毛対策
20代女性の場合、薄毛の悩みより髪の痛みや抜け毛が気になるかもしれません。
実際、20代で髪が抜けてしまう場合、原因は髪そのものより別のところにあることが多くなります。
20代女性は女性ホルモンの分泌がさかんなため、抜け毛や薄毛の原因は主に『ストレスによる円形脱毛症』です。
また、ストレスで自分で髪の毛を抜いてしまった場合、抜いた場所は再度生えてくることはないため、結果的に薄くなってしまう場合もあります。
もうひとつ考えられるのが、薬の副作用です。
女性ホルモンに働きかけるタイプの薬を服用すると、副作用として髪が抜けることがあります。この副作用は事前告知されない場合もあるので、薬を服用し始めてから抜け毛が増えた場合は医師に聞いてみるといいでしょう。
元々の髪の量や細さを除けば、20代での薄毛は比較的特殊なケースです。
- しかしながら、この時期にヘアケアを怠ったり、パーマやカラーの繰り返しで髪を痛めつけていると、30代~40代で薄毛に悩まされる危険があります。
未来の健康な髪を維持するためにしっかりとケアをしましょう。
20代でやりがちな『髪を傷めるNG行動』
20代でついついやってしまいがちなNG行動は次の3つです。
- 安物のシャンプー・リンスを使う
- 美容院に行かず、市販のカラー剤で髪を染める
- 髪の毛が濡れたまま寝る
安物のシャンプー・リンスを使う
特売品のシャンプーを使っていませんか?
ドラッグストアなどで販売されているシャンプー・リンス・トリートメントの価格は大部分が『宣伝費』です。
テレビでCMが流れているにもかかわらず、数百円の商品の場合、その原価はなんと『1円未満』。
髪にいい材料が使われているはずがありませんよね。シャンプーには合う・合わないがありますので、色々なメーカーを試すのは構いませんがが、安物には手を出さないことが大事です。
美容院に行かず、市販のカラー剤で髪を染める
安物のシャンプー・リンスと同じく、髪にダメージを与えるのが市販のカラー剤です。
「美容院で染めると高いから」と市販品を使う人がいますが、
美容院のカラー剤とドラッグストアのカラー剤では質がまったく違います。
市販品の場合、髪を傷めるだけで染まらないことも多く、ムラになったりして結局きれいに仕上がりません。
市販品を使うぐらいならカラーを諦めた方が、結果的には色ツヤのいい髪をキープすることができます。
髪の毛が濡れたまま寝る
髪の毛は濡れている間はキューティクルが開き、ダメージを受けやすい状態になっています。
お風呂から上がったら、髪は完全に乾かすのがヘアケアの鉄則。
髪が濡れた状態で寝ると、枕との摩擦で髪はボロボロになります。
ロングならもちろん、ショートヘアの場合も必ず完全に乾かしてから寝るようにしましょう。
20代は健康な髪をキープする準備期間

20代ではとにかく髪を傷めないことが重要です。
といっても、派手な色に染められるのは20代までですよね。
私はパーマやカラーそのものは否定していません。
大切なのは日ごろのケアとトリートメント。
毎日のシャンプーはきちんとしたものを使い、染めるとき、パーマをかけるときは必ず美容院でトリートメントとセットで行えば、髪質をキープしたまま色々なヘアスタイルやカラーが楽しめます。
若いからといってケアを怠ると後々響きますから、今のうちから丁寧にケアをしましょう。